開業前に知っておこう!なるほどジェネリック

(5)安定供給について

提供日本ジェネリック㈱ 平野 伸治氏 http://www.nihon-generic.co.jp/ コラム提供者のアイコン

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 日本でのジェネリック医薬品の使用率は近年急激に伸び、今後もシェアの拡大が予想されます。また先発医薬品と異なる経路で販売されることもあるため、安定供給体制等に不安をお持ちの先生方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、ジェネリック医薬品の流通体制と安定供給への取り組みについてご紹介いたします。

 ジェネリック医薬品の流通は大きく分けて①卸ルート、②販社ルート、③直販ルートがあります。①卸ルートは先発医薬品メーカーが通常使用している販売経路です(メディセオ、アルフレッサ、スズケン、東邦薬品等)。②販社ルートは、ジェネリック医薬品を主に扱う販売業者を介した経路です。そして③直販ルートは、ジェネリック医薬品メーカーから直接、医療機関へ販売される経路です。どのルートでジェネリック医薬品が販売されるかはジェネリック医薬品メーカーごとに異なっていますが、最近では、卸ルートで扱われる製品が増えてきています。

 患者さまや先生方に安心してジェネリック医薬品を使用して頂けるよう、2013年に厚生労働省より「後発医薬品のさらなる使用促進のためのロードマップ(※1)」が策定されました。ロードマップ内の安定供給の項目では医薬品業界団体は「ジェネリック医薬品供給ガイドライン」を作成することとなっており、すべてのジェネリック医薬品メーカーはこのガイドラインに基づいた「安定供給マニュアル」を各社の流通ルートに合わせた内容で作成し、これを運用することで安定供給に努めています。
※1 http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002z7fr.html

なお、日本ジェネリック製薬協会のホームページでは、会員企業の製品供給情報を公開しています(※2)。
※2 http://www.jga.gr.jp/medical/supply/

 このようにジェネリック医薬品の流通がどのようなルートであっても、各ジェネリック医薬品メーカーは安定供給に努めており、また、急激な需要増に対応するため積極的な設備投資等も行うなど、安定供給に向けて真摯に取り組んでおります。

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