医院開業コラム
松川 英彦先生
三鷹台メディカルセンターにて開業された松川 英彦先生のインタビューです。
科目:内科
2014年7月 松川内科クリニック開業
Q1.新規開業のきっかけを教えてください。
もともと開業する気はなく、地域の中核病院で最先端の医療に携わりたいと思っていました。そんな中、たまたま知り合いの先生から「開業の話を聞いてみないか」とお声掛けいただき、勤務先や自宅の近くでいい開業物件があれば検討してもいいかなと考えていたところで、生まれ育ったエリアにある三鷹台メディカルセンターに出会いました。特に他の物件と悩むこともなく、運命のようなものを感じて即決しました。
Q2.開業の際に重視したことは何でしょうか。
駅前であることと、住宅街であるという立地条件を重視しました。
Q3.開業の場所として三鷹台メディカルセンターを選んだ理由を教えてください。
地域の方に安心感を与えられる医療モールであることが決め手のひとつになりました。もともと祖父が三鷹台駅の近くで開業医をしていたこともあり、深い縁を感じたというのもあります。
Q4.調剤薬局併設の医療モールで開業してよかったと思う点があれば教えてください。
薬剤師さんとしっかり連携が取れるということです。例えば大腸検査のための下剤についても、クリニックの方針にあわせて患者さんにしっかり説明してくれるのでとても助かっています。こちらから薬について質問をしてもすぐに回答してくれるのもありがたいです。無駄な連絡が少なく、必要な連絡もスムーズにきっちりやってくれるのは、医療モール内の連携ならではだと思います。
Q5.今後開業を検討しているドクターに向けて、メッセージをお願いいたします。
私の経験上、医療モールでの開業はおすすめです。医療モール内の他のクリニックと患者さんを紹介しあって相乗効果が見込めますし、患者さんも一カ所で複数科の診療を受けられるので助かっているという声もよく聞きます。
また、開業にはやはり費用がかかりますが、お金をかけるところとかけないところのメリハリを付けることが大事です。私は開業物件や診療に必要な医療機器については、ご自分の求めるクオリティを下げない方がよいと思います。その他は最初はミニマムから始めて、患者さんが増えてきたらそれにあわせて増やしていくのがよいですね。
そして、開業直前は否応なしに準備が忙しくなってくるので、診察券の選定や白衣の準備、チラシの手配など前もってできる細かい準備は2~3ヶ月までにすませておくことをおすすめします。
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