選ばれるクリニックになるためのサイン(看板)

(1)サイン(看板)から見るテナント選びの注意点

提供カン・グローバル 太田 和男氏 https://www.kan-global.com/ コラム提供者のアイコン

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初回は、サインから見るテナント選びの注意点についてお話しします。

【ビルテナント編】

 主に都市部や駅近物件に多く見られる開業スタイルです。
 昨今、窓ガラス面のサイン掲示を不可とする物件も増えており、テナント
を探す際には注意が必要です。

 ガラス面への掲示や貼り付けがNGと気付かずに契約してしまい、既にガラス
面にサインを考えていたのに、直前に施工できなくなってしまったという
ケースもありました。こうなってしまうと、あてにしていたサインスペースが
確保できず、クリニックの存在を患者さまに認識してもらえないことにもなり
かねません。

 窓ガラスが使用できたとしてもサインの貼り付けができないケースもあり
ます。 粘着シートを直貼りすると、素材の伸縮率の違いでガラスが割れる
(熱割れ現象)場合があるのです。ガラスが割れると危険なことはもちろん、
当然それなりの費用や弁償が発生することになります。

 また、サイン工事をビル内部から行うのか、外部から行うのかでも、費用が
大きく変わります。内部から工事ができたとしても、色付きガラスやミラー
(反射)タイプのガラスだと、サインを貼り付けても見えにくかったり、
色がはっきり出ない場合が多いので、窓についても確認が必要です。
外部からの工事の場合には、高所作業や足場の設置が費用に反映されることも
あります。

 他にも注意点はたくさんあります。

・ビルエントランスのサインスペースの有無
・移動式スタンド型サインの設置可否
・ 袖看板の賃料・工事費用(高所になればなるほど費用は膨らみます) 等々

 物件により状況や事情は様々ですので、契約前にサイン業者をはじめとする
専門家に相談することとおすすめします。

【戸建物件編】

 戸建タイプは、郊外または、駅から離れる物件に多く見られますが、私の
経験を踏まえますと、ビルテナントに比べて費用が多めにかかる傾向にあります。
もちろん物件によりますが、タワーサイン(自立看板)や野立て看板など、
製作物の種類や設置箇所、サインの大きさなどが、ビルインタイプに比べて、
規模が上回るケースが多いです。

 ビルテナント・戸建に関わらず、せっかく開業されるのでしたら、クリニック
への集客や誘導、認知度アップのためにも、物件が決まったら早めに専門業者に
相談することをおすすめします。

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