新規開業時のWEBサイトを使った集患のコツ

(3)新規開業の際、いつからホームページを立ち上げたらよいのか

提供株式会社メディココンサルティング 田中 明氏 https://www.medico-consulting.jp/ コラム提供者のアイコン

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新規開業時に「ホームページはいつ立ち上げたほうがよいのか」という質問をたびたびいただきます。
その際には「開院の1か月前には遅くてもホームページを立ち上げたほうが良い」と私はお答えしております。
その理由を今回ご説明いたします。

 通常、新規開院の前に内覧会告知や新規開業のお知らせのために、新聞折込チラシなどを行います。また場合によっては、クリニックの近隣にポスティングなどを行う場合もあります。主に新聞折込チラシは、内覧会実施の1週間から4日ほど前に実施することが多いのが実情です。


 では、新聞折込を実施するとどのくらいの方がホームページにアクセスしてくれるのでしょうか?
例えば、私たちも通勤途中や散歩の際等に新しいお店を見つけた場合、手元のスマホを駆使してそのお店について検索し、詳細な情報を得ようとしますよね。それと同じようにクリニック建設中の看板や新聞折込チラシを見て、ネットでホームページを検索するというアクションが起こります。

 当社で新聞折込チラシとホームページへのアクセス数について、以前データを取ったところ、1000部折り込むとホームページへのアクセス者が3名いることが分かりました。
「なーんだ、たったの3人か」とお思いになった先生もおられるかと思います。
しかしながら新聞折込チラシは開業場所や診療圏内の新聞購読者数にもよりますが、概ね5万部ほど折り込みます。つまり、1回の折り込みで150名ものアクセスがあるわけです。
新聞折込をする前はほとんどアクセスのなかったサイトにいきなり150名からアクセスされるのです。もし新聞への折込時に検索エンジンの検索窓でクリニック名をいれてもヒットしないと機会損失が発生するとも考えられるのです。

 ここで一つ注意点があります。
それはホームページを公開しても、すぐにはGoogleなど検索エンジンではヒットしないということです。その理由はGoogleなど検索エンジンがホームページを認識する仕組みにあります。

ロジックは次の通りです。
全世界には概ね3億というホームページが存在しているとされています。その中に「新宿 内科」というキーワードでの表示を目的とするホームページが新たに公開されたとします。しかし公開直後に、「新宿 内科」という検索ワードでそのホームページを見つけて表示するという技術はまだGoogleにはありません。

 Googleは事前にクローラーと呼ばれる巡回ロボットをネット上でパトロールさせています。そのクローラーが新しく生まれたホームページを認識して、Googleのデータベースに認識されることを「インデックス」されるといいます。
つまりインデックスされるまでは、Googleにそのホームページを認識してもらえないということなのです。結果、検索しても検索結果に出てこないということになります。


早くインデックスされるには主に次の2つの方法があります。

1:すでにGoogleにインデックスされているサイトからリンクしてもらう。
 ※クローラーはリンクをめぐって、様々なホームページを行き来しています。インデックスされている他のサイトからリンクしてもらうことで、クローラーはそのリンクをたどってホームページをインデックスしてくれます。

2:Googleがウェブマスター(サイトの運営者のこと)向けに提供している
「サーチコンソール」というソフトを使い、サイトマップファイルをGoogleに認識させる方法。

上記の方法をとっても、Googleにインデックスされるには少し時間がかかるため、余裕をもって開院の1か月前にまでには、ホームページのトップページを含めて、何ページかでも公開しておくことをおすすめします。

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