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医院開業コラム

(9)学資保険って必要?

医師のご家庭にとって、お子様の教育費は非常に気になるところだと思います。
お子様が生まれると、まず学資保険に加入されるという方も多いでしょう。
学資保険に加入する最大の利点は、お子様の学資のためという明確な目的のために、強制的に保険料を積み立てられるということでしょう。貯金では、途中で挫折してしまったり、溜まったところでつい引き出して使ってしまいそうだという方には、この強制力を使わない手はありません。
しかも保険ですから、もし一家の大黒柱の先生に万が一のことがあった場合でも、以降の保険料は払うことなく準備を予定していた学費は確実に確保できるという仕組みを作ることが可能です。

ただし、デメリットもあります。
途中で解約をすることがあれば元本割れをしてしまいます。
また、昨今はマイナス金利の影響で学資保険の返戻率は低くなっています。
年齢や払込期間によっても違いますが、元本割れしないものでも返戻率は100%を多少超える程度でしょう。
死亡保障や特約をつけることによって、さらに返戻率は下がってきますので、特約などを付けるときには学資保険の目的を見誤らずに選ぶことが大切です。
15年以上先に受け取ることになる学資保険ですから、返戻率によってはインフレに負けてしまう可能性もありますね。

私が学資保険のご相談をお受けした際に、ずっとご案内している方法をひとつご紹介します。
それは、配偶者に10年もしくは15年で保険料の払込が終わる終身保険に加入していただく方法です。
終身保険とは、一生涯の保障がある生命保険です。保険料の払込期間を設定すると、それ以降の保険料の払込はなくなって解約しない限り保障は一生涯続き、保険を解約すると戻ってくる解約返戻金は年々増えていくというタイプの保険です。
共稼ぎのご家庭は別として、配偶者が専業主婦・主夫だというご家庭の多くは、働き手はしっかりとした死亡保障に入っているのに、配偶者の保険はせいぜい医療保険程度というパターンが多いようです。でも、もし小さなお子様がいるのにお母さん(お父さん)が突然…なんてことになったらどうでしょう。
お父さん(お母さん)が今までと同じようにお仕事をしながら子育てをするためには、もしかしたらベビーシッターを依頼したり、遠方に住むご両親を呼んでお世話をお願いしたりと精神的にも費用面でも、負担が大きくなることが考えられます。お子様が一番手のかかる時期は、死亡保障で万が一をしっかりとカバーして、その時期を過ぎたら保険の解約返戻金を学資として使いましょう、とご案内しています。
お子様の進路や成長はみな同じではありません。
学資として一定の年齢で満期を迎えてしまう学資保険も良いのですが、終身保険は受け取り時期をお子様の成長や目的にあわせて選ぶことができるところが魅力のひとつです。

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