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医院開業コラム

(4)「内科」の経営のこれから

今回は『内科』の医院経営のこれからについてお話しいたします。

開業前の戦略決定がもっとも重要になる科目

内科はその守備範囲の広さから、最も〔医院戦略≒コンセプト〕が重要な科目ということができます。

地域包括ケアの中で、在宅医療に参入する医院は依然増え続けています。
(在宅医療については、今後の連載の中で改めて取り上げます)。

外来中心の医院の場合でも、
・ファミリークリニックのように小児~高齢者まで幅広く診るのか
・あるいは成人や高齢者に患者層を絞るのか

また診療領域についても、
・複数科目を網羅的に診るのか
・消化器や循環器、糖尿病など、特定の科目・疾患にターゲットを絞るのか
というように、
領域が広い分コンセプトを明確にしていないと、一体何が〔医院のウリ〕なのかが患者さんに伝わりません。

「多い」競合医院、「狭い」診療圏

内科は最も医院数が多い診療科目です。ということは、必然的に競合となる医院が多いということです。

また、風邪や腹痛など、一般的に内科に受診するであろう病気は、
「専門的な医院をわざわざ探して」ではなく、「とりあえず近くの医院を受診してみよう」という性質のものが多いです。そのため内科は、全診療科目の中でも最も診療圏が狭くなります。「競合数が多く、診療圏が狭い」という厳しい環境の中での経営を強いられているのです。

厳しい環境の中でも成長するための「一点突破」

厳しい環境の中でおすすめしたいのが「一点突破」という考え方です。

競合医院や周辺患者の年齢層などの、いわゆる外部環境を鑑みて、まずは特化する領域をぐっと絞るのです。要は「このような症状の場合は当院を受診してください!」というメッセージを明確にしてするべきなのです。そのメッセージが明確であり、周辺に同じような訴求をしている医院がなければ、患者さまが来院してくれる範囲は広くなっていきます。

また若い患者さまをターゲットにするのであれば、ホームページをはじめとするWEBマーケティングとの親和性も非常に高くなります。

「一点突破」という考え方によって、医院が成長するスピードは飛躍的に早くなります。

マーケティング体制ができたら「診療体制強化」

マーケティング体制が安定し、順調に患者数が増えてきたら、次に取りかかるのが「診療体制強化」です。前回の「耳鼻咽喉科の医院経営のこれから」でも触れましたが、診療体制を強化するためには、院長先生がされている業務(問診、説明、カルテ作成など)をスタッフに移譲していくことが重要なポイントとなります。

また、それらの業務を分担してくれるスタッフを育成するための、マネジメントの取り組み(採用~教育~評価体制づくり)も欠かすことができません。そうして、「マーケティング」「診療体制」「マネジメント」が、しっかりと機能することで医院の経営が安定していきます。

ここまで内科医院における経営のポイントを解説してきましたが、最も重要なのは〔医院戦略≒コンセプト〕です。ぜひその点を踏まえて、今後の医院づくりを考えていただければと思います。

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