クリニック開業における電子カルテの選び方

(1)電子カルテの基本説明と選定基準の一例

提供株式会社Donuts 医療事業部/ディレクター 五十嵐崇 氏 https://clius.jp/ コラム提供者のアイコン

コラムのサムネイル

クリニック開業を準備するにあたり、医師のみなさまは医療機器、外注検査会社、レセコン、電子カルテ、予約システム、検査管理システムなど、多岐に渡るシステムを検討する必要があります。
本記事ではそのなかでも、「電子カルテの選び方」をメインに、起こりうるトラブルを防ぐためのお話をできればと思います

まずは基本説明です。電子カルテには、オンプレミス型とクラウド型があります。

◆オンプレミス型
院内ネットワークなどのように狭い範囲に限定されたネットワーク(ローカルネットワーク)で接続されている電子カルテ。一般的には自院にサーバーを置き、インターネットを介さない設計。5〜7年程度のリース契約である場合が多く、初期費用に300〜500万円程度要し、更新費用も発生。

◆クラウド型
インターネットでサーバーと自院のコンピュータをつなぎ、データ処理を行う仕組みをとっている電子カルテ。自院でのサーバー設置は不要で、省スペースでのカルテ運用が可能。初期費用は数十万円程度で、更新費用はほとんどの場合発生しない。


上記のどちらが自院に合っているカルテかを検討することは大事ですが、カルテのタイプだけでなく「親身になって相談を聞いてくれるメーカーか」という点も、ぜひ確認して検討していただきたいです。

特にこれからの時代はクラウド型を採用するクリニックも増えてきます。
先述の通り、クラウド型は比較的安価です。その分、システム連携が苦手であったり、サポート体制があまり整っていない場合があります。トラブルが起きた場合にどういった対応をしてくれるのか、早急にクリニックに来てくれるのか、さらにそれに伴った追加料金の有無も合わせて聞いておくと良いでしょう。

この記事をシェアする

  • facebookのアイコン
  • twitterのアイコン