クリニック開業における電子カルテの選び方

(2)連携面から見た、電子カルテの選び方

提供株式会社Donuts 医療事業部/ディレクター 五十嵐崇 氏 https://clius.jp/ コラム提供者のアイコン

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 クリニックを開業する際の電子カルテ選びでは、オンプレミス型・クラウド型、料金やサポート面だけでなく、そのクリニックの目指す診療方針に合わせて提案してくれるメーカーである点も重視していただきたいです。

 例えば、電子カルテの選定とは別の進行で、予約システム、医療機器をこだわって厳選してから、自身が導入したいと思っていた電子カルテと繋がらなかった、うまく連携できなかったというケースも多々あります。
そのため、最初にシステムの全体構想を決定し、各機器・システム選定を提案してくれるメーカーが見つかれば、大きなトラブルなく進行できるでしょう。早い段階から、導入候補の電子カルテが、希望する機器システムに対応しているか確認できれば安全です。


 当社の事例で言うと、「どうしてもこの検査機器と繋ぎたいが、対応できる電子カルテがない」との相談を受けた際には、当社製品と連携可能な他社製ファイリングシステム導入の提案を行って、各社との連絡を取りながら無事結果的に全てが繋がるというところまで実現できた事例がありました。
その他、当社の提供する電子カルテと相性の良いシステム、院内効率化に繋がるものなど、当社外の製品についても日々勉強し、医師の理想を実現できるような提案を行っていることも当社の特徴です。

 電子カルテは、診療の要となる診療システムです。カルテ単体で検討するのではなく、その他のシステムとの連携面も確認し、スムーズな開業準備に繋げていただきたいです。
そのためには、自院で導入したいカルテメーカーに、連携面の提案や調整をどの程度してもらえるのか相談し、その対応を見てから最終決定することをおすすめします。

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