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医院開業コラム

(3)医療機関のブランディングに重要なこと

今回は「医療機関のブランディングに重要な事」として、医療機関のブランディングについて「最も重要かつ現在の医療機関の広告に足りていないもの」をお伝えできればと思います。

コトバンクによれば、ブランディングとは「ブランドを構築するための組織的かつ長期的な取り組みのことをいう」と定義されています。
私はブランディングについて「見える化(魅せる化)による経営マネジメント」という言い方をしていますが、理念や経営方針などの情報を受け手が受け取りやすいように精査し、加工して伝えることによって経営マネジメントに繋がるのがブランディングと考えています。

逆に現在、医療機関で行っている主な広告やWEBサイト制作の手法は、理念・経営方針を立てた後、いきなり、ツール(広告媒体、WEBサイト等)を作成するものが多いようです。それでは、医療機関名だけ変えて使えてしまうような、どこかで見たWEBサイトや広告になってしまいがちでブランディングされているとは言えません。
まずは、理念や経営方針を具体的に落とし込み、「この医療機関は何が特徴なのか」「何が他の医療機関と違うのか」などの情報を創生し、ツールの作成を行う必要があり、ブランディングの根幹は情報を創生することにあります。

ブランディングの優れたところは、モチーフを見てブランドを連想したときに、それに付随して感情も想起されるということです。黄色いMの文字を見たときになんとなく「お腹が空いた」とか、「友達を誘ってご飯を食べよう」などと連想したことはありませんか?
その情報に触れることで楽しい気持ちや嬉しい気持ちになったりするなど感情が動き、そして行動を起こすことに繋がる。これがブランディングによって引き起こされる結果です。

医療機関においては、一昔前では、その地域にて風邪を引いたらAクリニック、花粉症ならBクリニック、ケガをしたらCクリニックと、当たり前にブランディングをされていたものが、インターネットの出現により、より具体化・比較検討され、診療圏が広がり、患者さんがクリニックを選ぶ時代になって来ました。現在は、その過渡期に居ると考えて頂いてよいかと思います。
医療機関であれば、安心感・信頼感が非常に重要かと思います。ただ、いくら安心・安全と言っても、その裏付けとなる具体的な役割や診療内容を地域に理解を頂かなければ、患者さん自身がどのようなときに受診したらよいか分かりません。
そのため、患者がその医療機関を選ぶという事をゴールとして、ブランディングを行っていくことが重要です。

ブランディングの手法としては、一目でそのブランドだとわかりやすいよう、印象的なロゴマークを作ったり、ブランドカラーを決めて広告したりする方法があります。こうして多くの目に触れさせることによって認知を広げ、ブランドを確固たるものにしていきます。
では、医療機関のブランディングも同じように進められるのでしょうか?例えばA病院をブランディングするとき、テーマカラーやロゴを決めてそれを徹底的に周知していけば集患や採用が成功するのでしょうか?

確かにある程度効果は期待できるかもしれません。しかし、医療機関の場合はそれだけでは不十分です。なぜなら、ロゴが美しくテーマカラーが鮮やかだったとしても、自分が希望する治療を受けられる病院なのか、満足できる病院なのかが一切わからないからです。
また、求人においては、そこで勤務する自分の姿を想像できることが重要であり、医療機関のブランディングにとって必要不可欠なのは「情報の収集、情報の創生、情報の発信」であると考えています。

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