皆さんは、例えば新宿駅近くの本屋を探す場合、どのようなキーワードを検索エンジンに入力しますか?
多くの方は「新宿駅 本屋」、または「新宿駅 書籍」といったキーワードで検索すると思います。

Amazonなどのネット通販は別として、本屋は基本的にお客さんに足を運んでもらう「来店型ビジネス」となります。
つまり来店型ビジネスにおける集客キーワードは原則として「場所(市区町村名、場合によっては都道府県名)または駅名+ 自店の業種」になるわけです。

クリニックも本屋と同じように「来店型ビジネス」です。外から来る、つまり外来ビジネスは、患者さんが場所の名称をフックにして検索した際に目につかないと集患ができないこととなります。

そこでクリニックにおける検索エンジンにおける集患キーワードは以下のようなものが考えられます。

1.「市区町村名」または「駅名」+「内科や婦人科などの診療科目」
2.「市区町村名」または「駅名」+「胃カメラ、健診、●●検診などの検査名」
3.「市区町村名」または「駅名」+「糖尿病や高血圧などの病名」

ただし、実際に見込み患者が上記のようなキーワードでいつもクリニックを探しているとは限りません。見込み患者さんは実に思いもよらない様々なキーワードでクリニックを探しています。

それは例えば、
「新宿 婦人科 名医」
「新宿 息切れ 病院」
「新宿駅南口 皮膚科 ピアス」などです。

入力されるキーワード数は2つに限らず、場合によっては上述のように3キーワード以上といったことは往々にしてあります。

どのようなキーワードで自院は検索エンジンにヒットさせ、どのようなニーズをお持ちの患者さんに来てほしいのかをホームページを作成する前にまずは明確にすることがとても大切です。
そのようなビジョンがないと、あまり働かないホームページが結果としてできてしまいます。
開業してからそのようなことを十分に考える時間はなかなか確保できないので、開業前によくよくWEBマーケティングについて検討しておくことが非常に大切です。

そこで次回以降にて、いつホームページを立ち上げたほうがより効果的なのか、また様々な検索キーワードで検索エンジンの検索結果で上位に表示させるための施策についてご案内していきます。

クリニックのホームページについてのご相談は随時受け付けています。
ぜひご相談ください。