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医院開業コラム

(2)クリニック設計について

クリニックの設計をしている会社をネットなどで調べてみると結構たくさんの会社が出てくるかと思います。また「クリニック設計会社比較」「クリニック内装見積比較」というようなポータルサイトも出てきます。
このポータルサイトですが、設計事務所である弊社から掲載してほしいとお願いしたことが一度もありませんが、弊社が掲載されているサイトもあります(笑)。そもそも設計プランや使用する素材が違えば当然見積金額は違ってくるので、どのように比較されるのか謎です。ポータルサイトの運営会社も設計に精通しているわけではなさそうです。

ちょっと話がそれてしまいましたが、クリニックの設計をしている会社にもそれぞれ特徴があり、1年間の仕事量の中で10%ほどがクリニックの
設計というところもあれば、弊社のように年間50-60件のすべてがクリニック設計という会社もあります。
またクリニック設計の中で美容外科系の自由診療を得意としているところ、女性患者の多い皮膚・美容や婦人科を多く手がけているところ、設計の中心が眼科ですなど得意分野を絞っているところもあります。

ドクターの方々も色々と検索をしたり、紹介されたりして設計会社とお会いすることが多いと思います。医療系コンサルやメーカー、ディーラー、薬の卸会社さんなど、医療業界の方々から紹介されるケースであればあまり間違いがないと思います。ただ、ご自身で検索したり、友人や知人、親族が設計会社や工務店を経営していてお願いする場合は注意が必要です。
過去にどのくらいのクリニック設計に携わったか、経験や実績を確認する必要があります。設計士や建築業者、工務店などに「クリニックの設計ができますか?」と聞くと「できます」と答える方は多いのですが、「クリニックの設計をしたことがありますか?」と聞くと「ありません」と答える方も多いと
思います。「できる」と「やったことがある」は大きく違いがあります。また歯科クリニックを設計したことがあり、経験がありますと答える方も多いようです。しかし歯科と医科では大きな違いがあります。

医科の中でも診療科目が細かく分かれており、科目により間取りが大きく変わるのはもちろん、使用する医療機器も異なります。設計会社を選定する
にあたり自分の診療科目をどの程度理解しているか、実績として何件くらい設計経験があるか確認したほうが良いでしょう。
10件程度あるようでしたら安心です。過去の設計図面を見せてもらったり、実際に設計したクリニックを内見できればなお良いと思います。

クリニックの設計は平面図から始まります。経験はなくてもネット検索をしたり、ドクターから直接教わり平面図の作成は可能かもしれません。
しかしよく言われる動線が非常に重要になってきます。動線とは患者さまがクリニックに入ってきてから、受付、診察、検査、会計までいかにスムーズに効率よく動けるかということになります。患者さまだけではありません。ドクターやスタッフもいかに効率よく診察、検査が行えるかも同時に検討しなくてはなりません。ドクターの考え方によっても動線は変わります。自分たち(ドクター、スタッフ)の動線が長くなっても構わないので、とにかく患者さんが歩く距離を短くしたいという要望を受けることもあります。
一方で、逆に、自分(ドクター)が一番効率よく動けて、なるべく多くの患者さまを診察してあげたいという考え方もあるのです。的確にアドバイス、図面の修正提案ができるかどうかは設計士がどれだけ場数を踏んでいるかによって違ってくるでしょう。

こうしたやり取りを経て平面図が確定していきます。しかしこの後には天井伏図、展開図、家具図、設備図など多数の図面を書いていきます。
クリニック設計でよくトラブルが起きるのが設備面です。電気設備、空調換気設備、給排水衛生設備、防災設備が該当します。

これら設備に関しては話が長くなりますので次回のコラムにて詳しく書いていきたいと思います。最後に繰り返しますが、クリニック設計のポイントは実績と経験です。いくら見栄えの良いデザインでも、使い勝手が悪くては本末転倒です。患者さん、ドクター、スタッフがいかに効率よく動けるか、動線がよく考えられているか、しっかりとした打ち合わせが必要です。
一度作ったクリニックの間取り変更はお金も期間もかかってしまいますので。

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