医院開業コラム
ブランディングは、集患という課題を解決するためにも有力です。
集患の課題やブランディングによる効果について解説したいと思います。
そもそも、ブランディングとは「ブランド化する、ブランド化して競合相手より、より有利な状況にする顧客や消費者にとって価値のある
ブランドを構築するための活動。ブランドの特徴や競合する企業・製品との違いを明確に提示することで、顧客や消費者の関心を高め、購買を促進することを目的とする。消費者との信頼関係を深めることで、ブランドの訴求力が向上し、競合他社に対して優位に立つことができる。ブランド化。」(コトバンクより)という意味となります。
医療機関に置き換えると、「ブランド化して他院より、より有利な状況にする」という状況を作り出すということとなります。
もう少し具体的にお伝えすると、
その地域で、
【風邪を引いたらAクリニック】
【糖尿病ならAクリニック】
【睡眠時無呼吸症候群(睡眠不足)ならAクリニック】
【頭痛ならAクリニック】
と、地域の皆様にブランディングされて、ファーストチョイスされていたらどうでしょう。集患に悩むことはなくなりますね。
そんな簡単にできるなら苦労しない、、と思われるかと思いますが、一つ一つの積み重ねと、思考の変化で、行く末がだいぶ変わってきます。
そもそも、お客様からお問い合わせを頂く際に、ホームページのリニューアルを考えている理由をお聞きすると、
「ホームページが古くなってきたから」
「ブランディング=キレイなHPを作れば、ブランド化できますよね?」
「SEO対策で上位に上げたい。上位に上げれば、患者が来るはず」
という答えが返ってくることががほとんどです。
ただ、その思考では、集患は難しいと考えています。
理由は簡単で、それは課題に対しての解決策ではないからです。
集患をしたい、という課題に対して、私たちは、「どんな患者さんにご来院いただきたいですか?」とお話しします。
「頭痛の患者さんを集めたい」という理由なら、
「クリニックで頭痛の患者さんに対して行っていることは何ですか?」
「頭痛に対して他院との差別化できることは何ですか?」
「どのような想いで診療にあたっていますか?」とお聞きしていきます。
お判りになりますでしょうか?ここにSEO対策の話はありません。
逆に、この積み重ねが、SEO対策となっていくのです。
患者さんに対して想いを現実でもWEB上でも形にすることが大事なのです。
なぜWEBに落とし込むかというと、先生の頭の中にある、患者さんへの想いや、治療に対する考えは、「誰もわからないから」です。
更に言うと、例え毎朝朝礼で伝えていても、スタッフは完全に理解していません。逆に、WEBに落とし込んで、公開していくことで、皆様が理解していく事になります。スタッフも先生の考えがわからなければ、振り返る場所がWEB上にあるからです。そして、それは、24時間、365日、発信し続けます。これを行っていくと、患者さんだけでなく、スタッフにも浸透していきます。
「患者さんへの想いがブランディングにつながっていく」
そのことをご理解いただければ、成功につながっていくのです。
もしブランディングの方法が分からなければご連絡ください。
二人三脚でお手伝いいたします。
医院開業コラム一覧
経営コンサルタントや税理士、社会保険労務士、薬剤師など、各業界の専門家による医院開業に役立つコラムをお届けします。
PAGE TOP